反対咬合の治療
上の前歯より下の前歯が前に出ていて咬み合せが逆になっています。お口元も下唇が前に出ていたり、顎がしゃくれた感じに見えたりします。
16歳 男性
- 主訴
- 受け口をなおしたい
- 主な症状
- 反対咬合
- 主な装置
- マルチブラケット装置
- 抜歯部位
- [右上] 8|8 [左上] [右下] 8|8 [左下]
- 動的治療期間
- 3年
- 治療費
- 約75万円
- リスク・副作用
- 歯根吸収の可能性があります。顎の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
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歯並びや咬み合わせは、一人ひとり全部違っており、治療方法も異なります。 当院には40年以上におよぶ診療カルテ、歯型のストック等があり、矯正相談では患者さまと類似した症例、治療結果をごらんになることでより具体的な矯正治療のイメージをつかんでいただけるよう努めております。
上の前歯より下の前歯が前に出ていて咬み合せが逆になっています。お口元も下唇が前に出ていたり、顎がしゃくれた感じに見えたりします。
16歳 男性
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上の歯が前に出ていて、歯が唇からはみ出て見えたりします。お口元が出ていたり、唇が閉じにくく、閉じようとすると下顎の頤部に梅干状のしわが出来たりします。
14歳 女性
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17歳 女性
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歯並びがでこぼこしていて見た目が悪いだけでなく、上下の歯をしっかり咬みあわすことができなかったり、歯に負担がかかりすぎて、長持ちせず、歯周病にもなりやすかったりします。八重歯が唇にひっかかってお口が閉じにくいこともあります。
上下の歯を咬み合わせても、上下の歯の間に隙間があって、咬み合わせすることがが出来ない状態の不正咬合を開咬と言います。前歯で食べ物を噛み切ることができず、食事の時舌が見えたり、発音が不明瞭になる方もあります。
18歳 女性
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上下の前歯が前方へ出ていて、歯を噛んだとき唇が閉じにくく、横から見るとお口元全体が前へ出ています。無理にお口を閉じようとすると頤部に梅干状のしわができたりします。前歯の位置を内側にひっこめることで、自然なお口元に改善します。
21歳 女性
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歯と歯の間に隙間ができており、発音がしにくく、食べ物が挟まりやすい状態です。舌の動かし方やお口まわりの筋肉の使い方の癖が関係している場合もあります。また歯周病が原因で、歯と歯の間に隙間が空いてくることもあります。
15歳 女性
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21歳 女性
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かみ合わせが深すぎる状態です。笑ったときに上の歯ぐきが見えてしまったり(ガミースマイル)、下の前歯が上あごの内側の歯ぐきを傷つけて炎症を起こしたりすることもあります。
12歳 男性
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31歳 女性
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生え変わりに伴って永久歯が不正な位置に生えてきたり、咬み合せが悪くなっていく場合に、出来るだけ正常な発育パターンに乗せてあげることで健全な咬合育成を計る治療方法です。成長発育を利用することで、発育期を過ぎた方では出来ない治療結果が出る場合があります。早い時期から問題を解決していくことで、問題が複雑に重なってしまった咬合状態を治す矯正治療を回避して、シンプルな仕上げの治療が出来るメリットがあります。
永久歯が異常な位置に埋まっていて、正しい場所に萌出することが出来なかったり、出ている永久歯の歯根を吸収してしまうような場合に、牽引誘導して正しい位置に並べます。早い時期のアプローチが大切です。
10歳 男性
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年齢が高くなると、抜いてしまっている歯、神経の処置をした歯、かぶせ物やつめ物、磨り減った歯など歯そのものの条件が悪かったり、歯周病や全身疾患をお持ちの場合もあります。さまざまな制限の中で、工夫をしながら治療を組み立てざるをえません。当然限界もありますが、より良い状態を目指して矯正治療をしておられます。
40歳 男性
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26歳 女性
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42歳 女性
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52歳 女性
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唇顎口蓋裂に起因する不正咬合に対する矯正治療について、当院は健保適用可能で、自立支援医療指定医療機関(育成医療、更生医療)でもあります。
8歳 女性
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10歳 女性
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顎の変形(著しい出歯・受け口、開咬、顔面の非対称等)を伴う不正咬合について、顎の手術(顎矯正手術)と矯正治療を併用して治療する方法を外科的矯正治療といいます。当院は顎機能診断施設基準適合医療機関で、健保適用が可能です。手術をされる医療機関と連携をとって矯正治療を行います。
顎変形症Ⅰ:19歳 女性
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顎変形症Ⅱ:21歳 女性
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顎変形症Ⅲ:14歳 女性
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顎変形症Ⅳ:36歳 女性
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2015年9月、国連本部で150か国以上の加盟国首脳が参加した国連サミットが開かれ、将来の世界のあり方を協議しました。「誰一人取り残さない」というスローガンのもと、いかなる場所や状況にある人でも等しく対象とする17の世界共通目標が採択されました。これが「SDGs」です。「Sustainable Development Goals」の頭文字をとったもので、「持続可能な開発目標」と訳されています。

