日本は自由標榜制ですので、医院の看板に「矯正歯科」を標榜することは歯科医師であれば誰でもできますし、実際に矯正歯科治療を行うことも可能です。患者さんが矯正歯科治療を依頼する歯科医師を選ぶにあたって、より適切な選択がなされるように日本矯正歯科学会では認定医、指導医、臨床指導医制度を設けています。
日本矯正歯科学会ホームページ唇顎口蓋裂に起因する不正咬合の矯正歯科治療は、健康保険で受けることが出来ます。歯科矯正の自立支援医療指定機関では、手続きをすることで窓口の自己負担金の一部を公費が補ってくれます。
顎変形症で外科的矯正治療(顎の手術と歯科矯正治療を併用して治す場合)のための術前術後の矯正歯科治療を健康保険で取り扱うことが出来る医療機関です。
2015年9月、国連本部で150か国以上の加盟国首脳が参加した国連サミットが開かれ、将来の世界のあり方を協議しました。「誰一人取り残さない」というスローガンのもと、いかなる場所や状況にある人でも等しく対象とする17の世界共通目標が採択されました。これが「SDGs」です。「Sustainable Development Goals」の頭文字をとったもので、「持続可能な開発目標」と訳されています。